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北海道の遭難事故

遠く北海道まで行くと、どうしても中止するのは難しい。ツアー登山ならなおさらかもしれません。

09071603_216日朝の天気図。前日から低気圧の通過で、天気が荒れる事は予想されていました。一行が縦走に入った日にはまだ十分予想つかなかったのかもしれません。また、低気圧も抜けつつあるので、なんとか下山できると判断したのかも知れません

09071606確かに低気圧の中心気圧、1000mmhpaの等圧線の大きさを見ても低気圧は衰退期にあることがわかります。しかし等圧線の間隔は逆に狭くなっている事がわかります。

09071609それでも、この天気図の動きを見る限り、回復方向にあるようですが、衛星写真やアメダスデータでは強い西風の様子がわかります。山では上空の風の影響を受けやすい。緯度の高い北海道では山の標高は北アルプスなどに比べて低いものの、3000m級の山と同じ位の影響を受けます。低気圧の動きが速い事からも上空の風の流れも予想できます。

登山ツアーも以前よりは改善されたようですが、その催行基準についてはまだまだ改善余地有のようです。もちろんこれには参加するお客さんの意識改善も必要。物見遊山の観光と異なるということを認識してもらわないといけないのですが、お客様あっての商売。中々現実は厳しいものがあります。

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山のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

自遊人さん おはようございます

亡くなられた皆さんのご冥福御祈りします
安らかにお休み下さい

大変な事故に・・・
山岳部のように毎日顔を合わせてるんなら それぞれの体力も把握出来るかも・・・
このようなツァーではそれもわからず 時間に追われ先を急ぐあまりに 大惨事に・・・

逃げ場もない広い所で・・・・

皆さん一緒にかたまって避難されていたらとも思いますが
それもどんな結果が出るか 両方の道歩けませんものね

この事故を無駄にしないで これから先の登山に生かして頂きたいと思います
うーちゃんはこんな感想しかコメントできません(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

山に登るかたは天気図を読み取ることが出来るのですね。
おりひめは自遊人さんの記事と“うーちゃんさん”のコメントを
拝見し、なるほど・・・と思いました。

そしておりひめも亡くなられたかたたちのご冥福をお祈りし、
今後このような遭難事故が起らないようにと願いたいと思います。

山登りをされるみなさん気をつけてくださいね

なるほどねぇ~
さすが、山のガイドさんらしい見解に納得です。
今回は、昨今の登山ブームの中で、中高年の登山者(特に女性が多い)に警鐘をならすような事故になってしまったようです。

☆皆様 コメント返事遅れてすみません。
 また、いろいろなご意見ありがとうございます。

この3日間、長野県山岳総合センターのリーダーコース研修で沢のそばで訓練しましたが、冒頭でも今回の「低体温症」についてお医者さん(訓練生の中に救急救命センターのドクターがいる)から実例の話がありました。
体温が32℃以下になった(脈が不整脈等の状態)らとにかく救助が来て、病院に搬送されるまで心臓マッサージを続ければ、"命"は助かるケースが多いそうです。

悲しい事故で、その後の状況はわかりませんが、最後にバラバラになってしまったことはひとつの問題点でしょう。
これは誰の責任でもない、グループとして全員で反省しないといけない。ツアーでもグループでも全員の気持ちがひとつになること。
これは観光でも同じと自遊人は思います。
団体行動はひとつの絆(信頼関係)で結ばれた仲間なのですから。

しかし2~3日の登山で、気持ちをひとつにするのは現実的には難しい、というのも事実です。

今しがたニュースを見ていましたが、やはり全員の気持ちがバラバラです。
もちろん管理責任はリーダーなり、旅行会社なりそれぞれあるにしても、登山は基本的に自己責任。
観光とは違うという認識が、最近の登山客には薄い感じがします。

ちなみに自遊人も登山歴何年といえばそこそこ長いですが、修羅場はくぐっていないので研修を受けているわけです。

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