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夏山登山の危急時対策2(リーダーコース講習)

0017月の1回目に続いて夏山2回目の講習会が9月5、6日と高瀬川支流、七倉沢で行われました。いつも通りのツェルト泊。でも今回はブルーシートがアイテムに加わりました。下からの湿気がなくて快適です

012天気は本年度の実技講座初の好天に恵まれました。講師の先生曰く「リーダー講習じゃないみたいだ」・・・いつも逆さてるてる坊主吊してるのですかねぇ

011山は天気に限ります。天気悪い時は行動しちゃあかんですよ~。まあ、極限の状態で練習した方が訓練にはなります。

010沢登りが講習の狙いではありませんので沢の中は歩きませんが、渡渉とかヘタだと靴がじゃぶじゃぶになります。

002へつりとかはフィックスロープを張ったり、支点を回収したりします。ビレイしてもらってるので流されませんが、しょぼいのでたまに沢に落ちます。

003_2途中にはナメの滝も現れます。

004クライミングのうまい人は登れますが、あまり得意でないと苦労します。班でうまい人がザイルを垂らしてくれたので、ごぼうで登ります。靴の差も出ますね。

005さて、今回は負傷者の搬送方法が狙いのひとつ。腕を負傷して自分で確保できない人を懸垂で下ろすには、こんな感じで二人を結び合って下ろします。

006二日目はその辺の木や枝で松葉杖作ったりしたり、搬送の訓練。元気な人の班は実際に背負って懸垂下降したりしたようです。

007ザックやシュリンゲ使って背負います。女性でも背負えますが、そんなに長時間歩けないな。だいたい子供だって重いです。うまい方法で担がないと腰痛になりそうです。

008ザックを結んで担架を作ります。丈夫で、簡単ですが寝心地はいまいち。

009こちらは本格的な担架。いい木が見つかればよいですが、そうそうないし、切るのにのこぎりが必要。そんなものは普段持って登りません。ザイルの編み込みも結構手間です。でも寝心地は断然いいし、運びやすいです。

013班によっては川に索道を張る訓練も行いましたが、我々の班は昨日の復習をしながらひたすら上流を目指します。危険箇所はフィックスロープを張ったり、ザイルを出したり。

しかし、毎週のように登っていると体が痛いな。基礎的な鍛え方が人によっても違うし、下は20代から上は60までと年齢にも差があります。技術的にも相当差がありますので、全員同じようにはいきません。

次回の実技講習は冬山までありません。のんびり登っていると忘れてしまうので、たまに誰かと登りに行かねばなりませんね。でも今日はとりあえず休息です

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長野県山岳総合センター研修講座」カテゴリの記事

コメント

よかったですね。

おりひめは思いました。
“痩せなくっちゃ、救助の人に迷惑をかけてします”って。
まず、山で救助を求める機会はないと思いますが
地震とか天災がありますからね。
足の不自由なじいちゃんを運ぶには背負うと思いので
担架があったほうがいいと常々思っていました。
山では、このような担架も作られるのですね。
救助する側の人は体力も要りますし、大変ですね。

自遊人さんのテント、透けて見えるので熊が出たら狙われそうです。
虫なんか入ってこないですか?

おりひめさん こんばんは

担架は二人以上いないと運べません。
地震の時などはかえって柱の本数が多く、倒れてくるものがない部屋があれば、そこに避難させる方が良いかも知れません。
その他、避難させる時はやはり車椅子とかのほうが楽に思います。

山の訓練ですが、災害時にも使える技術であり道具です。
先日の剱のように、みんなでワイワイやる時は別として、単独行とかでは、家の非常食とか賞味期限切れのもの(例えば御飯)から、山行の食料にしています。

このテントですが、今回のものはツェルトといって、簡易用です。テントのように柱になるポールは付属していないし、軽量なので縦走するとか大きな岩登りとかで使う事もあります。

本州にいるツキノワグマさんなら危険は少ないですが、北海道のヒグマさんなら危ないかもね。
虫はテントでも入りますが、このツェルトはものにもよりますが、テントより入りやすいです。
虫に弱いとテント駄目ですね。殺虫剤をシュッシュッやってる人もいました。でも場所によっては、食事してると飛んでくるし決して快適ではないです。
唯一テント泊が快適なのは夏のハイシーズン。小屋だと布団1枚に2人寝る事になりますが、テントなら十分スペースとれます。

自遊人さん こんにちわ〜〜

お天気が良いと画像が鮮明で迫力ありますね

いろいろ現場で調達出来るんですね
道具も要りますね アイディァも素晴らしいです

写真007こうして準備が出来ると出発なんですが(背負ってる方女性のように見えるんですが???)
30分も歩けませんよね すぐに交代しないと・・・・

皆さんに迷惑をかけないようしなければ・・・・
山には登れませんね

お疲れさまでした
ゆっくり休んで下さいね

うーちゃんさん こんにちは

画像だけでなく気分も良いですね。訓練とわかっていてもやはり天気が良いほうが気分も全然違います。

講習で教わる事はひとつの事例。実際の場面では如何に持っている技術を生かして対応するかです。もちろん便利な道具をいつも持ち歩いていれば良いですが、なるべく軽くしたいのが心情。余計なものは持ち歩かないですね。
でも、あれば便利なものは仲間と行く時は、極力持っていく事にしています。分担して持って貰っても良いですしね。

今年の訓練生のうち、1/4は女性です。同じリーダーコース生なので、普段の山行のようにあまり助ける事はしませんが、やはり経験・実力差はあります。これは男女関係ありません。
リーダーなら女性だって搬送の必要は出てくるかも知れません。

迷惑をかけようと思って登る人はいないと思いますが、最近、若干観光登山化しているのが気になります。登山人口が増えるのは信州人・山仲間として嬉しい事ですが、事故による反動が心配です。何事も安全第一です。

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