燕岳 ～日の出と共に広がる大展望～

素敵な一日が始まる予感。浅間山のすその、東信の山の端から朝日が昇りました。

夜には星は瞬き朝からすっきりと晴れわたりました。残念ながらデジ一持っていかなかった(目的が違います)ので星は撮せませんでした。

お馴染みのイルカ岩。頂上までの往復、彼女は空身で行く事にしました。

出がけに昨日知り合ったとも会いました。は前日無理しすぎて足を痛めてるそうで登頂は断念。でも再び訪れる事を誓って、我々が登頂後戻ってきて下山開始後も小屋の前で北アルプスの眺めを名残惜しそうに見ていました。

さて、念願の燕岳登頂に向けて歩いていきます。あっと言う間に小屋は小さくなっていきます。遠く八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見えます。コンデジP100は偏光フィルターがつかないのでこういう写真には不向きです。改造して装着できないかなぁ～。

誰や、こんな所にいたずら書き彫るんわ

写真をクリックして是非拡大してみてください。中央の斜面に足跡があります。どう見ても猿には見えません。ここは登山道外の植物保護地域です。以前も斜面に咲いてるイワツメグサを撮っているおっちゃんを見かけました。珍しい花じゃないのにどうして立入禁止の所にわざわざ入るんや～

こういう姿を若い人に教えるのも役目ですが、心ない人の多くは年配の人だったりするので困ります。

念願の燕岳に登頂。360°の展望が出迎えてくれました。バックは裏銀座縦走コースから後立山連峰・針ノ木岳、蓮華岳、そのさらに奥には立山連峰も見えます。

ズームアップ北燕岳。奥右端は針ノ木岳。さらに奥が立山連峰。

左から手前の稜線は北燕岳から写真中央の餓鬼岳へとつながります。さらに奥が後立山連峰、鹿島槍ヶ岳がはっきりわかりますが、その北側の白馬連峰まで見渡せます。そして写真中央より右奥に雨飾山から妙高山といった北信の峰々まではっきりわかります。戸隠山、飯縄山も見えました。(逆光でよく写りませんでした)

北アルプスの盟主、槍穂高連峰。夏の賑わいから秋の紅葉が始まるまでは山も一息つく時間。普通の年ですと１ヶ月後には紅葉のピークとなるはずですが、今年はどうでしょう？

南アルプス、甲斐駒ヶ岳。先週行った塩見岳とかはわかるのだけど、北岳がいつもわかりません。3000m峰が連なるし、特徴ある山容でないので難しい・・・

安曇平、一筋の光のラインは高瀬川。

手前に有明山。安曇野、松本、その向こうに美ヶ原、遠く八ヶ岳。奥秩父の山ものぞむ事ができます。

いつまでも見ていたい雰囲気ですが、そろそろ下山する事にします。

明日の別宅はお休みです