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上高地の自然(1)・・・自然って何?

0936上高地には何度も訪れていますが、今回はこんなランの花に出会えました。

初めて夜行の「さわやか信州号」で訪れた頃、何度も雨に降られ悔しい思いをしましたが、その頃は穂高連峰は眺める対象で登る対象ではありませんでした。

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ぶらぶら散策してお昼のバスで帰るというパターン。
花だって大して興味があるわけではなく、だいたい名前がわからないです。
今はインターネットで検索も容易だし、本も多く出ていますので便利ですね。(ちなみに当時は「パソコン」ではなく「マイコン」と呼ばれていて、日本語を表示させるのだって容易ではありませんでした)

さて、花の名前を覚えてくるとどうしても人に講釈したくなるわけですが、たまにあとで「違ってた」と気づくこともあります。

0993例えばこのオオバミゾホウズキ
パッと正面から見て「オオバキスミレ」と思ってよくよく考えたら「そうじゃねぇじ」、なんてこともあるだ。

1045キヌガサソウって赤ヘルの衣笠も好きな花だったんだよ」なんて言ってもプロ野球に興味なかったり、だいたい若い人は知らない人もいるわけで、まあ相手をよく見て話をしないと場がしらけるだけだったりします

1048花の名前だけなら詳しい人は五万といるでしょう。
多く山を歩いている人はこの花がサンカヨウだってことは知っていますので、「かようって漢字で 「荷」の「葉」と書いてハスの葉のことなんだよ」みたいな話とか、「雨の日に見ると花が半透明になるんだよ」みたいなことを話しますと、雨の日はまわりの花を楽しむ人はそうは多くありませんので「へぇ~」ということになります。

0986個人的な思いとして観光客には如何にして様々なシーズンのリピーターになってもらうか。
写真のヒメイチゲは花も小さいですが、実も小さい。しかも目立たない緑ですがシーズンをずらして訪れないと見られないもの、そんなことを知ってもらうこと。

素材が揃っていればそれなりに訪れてくれる人もいますが、どうしてもシーズンが集中し、商店や旅館といった所は良いかも知れませんが、オリジナリティーを失われどこにでもある観光地のようになっていきます。

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清らかな梓川の流れに沿って遊歩道がのびており多くの観光客が散策に訪れます。
初めて上高地に訪れた30年ほど前はせいぜい明神池あたりまでであった散策コースも、今や奥上高地・徳沢、横尾まで足を延ばす人も多く見られます。
0942観光のための整備は一方で自然が失われていくという悲しい現実があることを知ってもらわねばならないと個人的には思うのです。

ここまで除草する必要は本当にあるのか?

理由いろいろあると思いますが、人の歩いた所に道はできるのであって、人が歩くために造った道は人工物。
必要最小限にとどめるべきではないでしょうか。ここに営むものは人間の他にもたくさんいるのです。

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自然はエネルギーを生み出すわけではありません。地球に生あるもの全てに分け与えられているものです。
「自然って何?」 多くの人に真剣に考えてもらいたいテーマであります。

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コメント

自遊人さん おはよう〜〜

沢山の花が自遊人さんを待っていてくれたんですね
花を写しながら名前を確認しつつ覚えるのがよく頭に入っていいかもね
うーちゃんなんて高山植物は難しい名前だと思い込んでるのでなかなかです
街で見かけらない花なのでしっかり覚えないと 思いますが逆のようです

0933の様な道なら歩きたいです
梓川沿いの遊歩道のようですが??

うーちゃんさん コメントありがとうございました

何度も繰り返さないと若い頃に比べてすぐ抜けていってしまいます。
同じ花でも場所によって少しづつ違います。これは野鳥でも同じで鳴き声も方言があったりするんですよ。

写真の道は上高地・梓川沿いの遊歩道です。
もう少しすると賑やかになります。梅雨時の散策は人も少なくて良いですが、上高地に行くまでにお金がかかります。

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