山歩き一般

冬の楽しみ

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冬の楽しみ。雪遊びだけでなく自然に目を向けてみると、楽しいものがいっぱい見えてきます。

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春の訪れを待つ木々。冬芽にもいろんな表情を見ることができます。

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アニマルトラック。溶けたりして大きさが変わってしまいますが、発見しやすいので冬の楽しみのひとつです。

黒沢の滝 ( 安曇野市三郷小倉 ) < 2014/1/19 >

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三郷小倉に『黒沢の滝』という観光スポットがあります。

冬の信州は身近な場所で氷瀑がみられるのがひとつの売りと言っても良いでしょう。
多くのベース標高は500mほどですから、100mちょい登れば東京スカイツリーと同じ高さ。
急な坂道を登っていかずとも生活圏のすぐ隣くらいの場所でも、こんな風景が見られます。

でも、それなりに寒くなくてはこんな風景は見られないわけだし、雪も積もっていればそれなりの服装が必要とはなります。

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雪が多いと保温効果であまり良い氷が成長しません。

ここは標高がさほど高くありません。
全面結氷しても中央部分はたいがい氷の下に流れが見えます。
前夜に降雪がありましたが、積雪量は平年並みかやや少ない程度でしょうか。
少なくともアイスクライミングするほどではない感じです。

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行ってみると言うほど大した滝じゃなくてがっかりするかもしれませんが、お手軽に行ける安曇野の冬のスポットであることは間違いありません。

黒沢の滝へは山麓線からまっすぐ山てのほうに上がっていきます。特に標識はありませんが、松本方向に向かって道が大きく右折する手前の道に入ります。
除雪は住んでいる人が車で入れる程度にしかかいていません。
但し、この撮影時点では工事車両のために除雪がしてありました。

3228それでもすれ違いの困難な道が続きます。

さらにこのお寺から先は急坂が続きますので四駆以外は、この少し手前の橋のあたりに駐車することをお勧めします。

詳細をお知りになりたい方はメール をください。

冬の高原の楽しみ・アニマルトラック

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晴れた冬の森の散策は楽しみがたくさん。
そんな楽しみのひとつにアニマルトラッキングがあります。

本来のアニマルトラックは雪では大きさとか変化してしまう可能性があるのですが、誰でも簡単に見つけることができます。
わかりやすい代表格は野ウサギでしょうか。
なかなか出会うことは少ないですが、この日は珍しく白ではないウサギに出会いました。

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白い雪原に続く足跡。多くは夜行性なのでほとんど出会うことはありませんので、誰だかわからない

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雪の下から菜っ葉を掘り出して食べています。この荒らしかたはニホンジカでしょうか?

3092e3126e登るだけじゃない楽しみが冬の森にはあります。





2014年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。
年末年始、みなさんはいかがお過ごしですか?

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災害の多かった2013年ですが、12月は比較的穏やかでした。
それでも山の事故はいくつかありましたね。

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2014年は光城山からスタートしました。
生憎、北アルプスは見えず、小雪も舞い寒い日でしたが、下山の頃には日射しも出てきておいしく豚汁と甘酒をいただきました。

今年もボチボチ更新しますのでよろしくお願いします。

鉢伏山<2013/11/30>

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Mapeやまたみ主催の写真講座で鉢伏山に行きました。
まだ車で頂上近くの駐車場まで上がれましたが、林道の鍵を借りて、宮入峠から山歩きも兼ねての撮影です。

牛伏寺(ごふくじ)からのルートが一般的ですが、これより標高差も距離も短く歩けてかなり楽ですが、冬期はゲートがあるのが難ですね。

この前鉢伏山から宮入山、高遠山と連なる峰を行くと、やがて林城跡へとつながります。

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冬は風が強いことが多いので覚悟していましたが、すっかり冬型が緩んだようで穏やかな一日でした。
北アルプスと松本平の風景はいつ見ても美しい。

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富士山そして南アルプスと諏訪湖。
美ヶ原高原より南に位置するので、より諏訪湖も近くに見えます。

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乗鞍岳そして御嶽山と塩尻の町並み。今年も何度もお世話になりました。

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風が冷たい季節しか見られない自然の創作品。

冬の眠りについた山で自然を静かに見つめている時間がいいですね。

恵那山<2013/8/7>

P8070844日本百名山「恵那山」2191mの頂上。
針葉樹に囲まれていて、展望台に上っても見えるのはコメツガの頭だけで展望はさっぱりです。

くそ暑い夏になんでそんな山に登ったかというと、お墓参りのついでに登れる山という条件にあたる山が見当たらなかったこと。
前日は大雨でしたし、この日は夜に松本で会議があるのでどうしても帰らないとならない。
天気と時間さえ合えば南アルプスに入ったのですが、朝早くちゃっちゃと登ってくれば良かろうということで行ってきました。

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選んだのは新しく開かれた最短コースの広河原ルート。林道ゲートから2kmほど歩いてから、本谷川を渡り尾根にとりつくコースです。
2013/8/7現在、登山口までは車で入れません。またその先で工事をしているのでアクセスの林道を変な時間に通るとすれ違いが大変です。
またこの橋が増水時には徒渉禁止となりますので注意。
コースタイムは往復5~6時間ほど。国土地理院の地形図にはルートがのってませんが、すぐ読み取れます。

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途中、標識らしい標識は登ってすぐの所にあるものひとつだけ、後は写真のビニール袋に入った○/10という標識だけです。これがあるだけでも気分的には違いますね。
地形図で見ますと1500m位までは急登であることがわかります。
コースはジグザグにつけられており、途中岩ごろごろの所もあります。

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林間の急坂を登っていくとやがて視界が開けてきます。
視界の先には南アルプスが見えます。

登山口から1時間ほどで5/10を通過。
( ※ 写真の林間は4/10の標識です)

P8070824さて、視界が開け日当たりが良くなると、この程度の標高で伸びてくるのは笹

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人の背丈以上に伸びる笹藪。
早朝から出発したので前夜までの雨と朝露で葉はいい具合に濡れています。
まぶしい朝日に南アルプスが雲海に浮かんで見えます。

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このあたりがこのコースで一番視界が開けたところで、中央アルプスも良く見えます。
恵那山は木曽山脈の最南端、中央アルプスの一部と見られがちですが、北アルプスの乗鞍岳同様独立峰と見た方が良い感じです。
途中、走り追い抜いていった若者とこのあたりですれ違いました。

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緩斜面と少し急斜面の繰り返しをしながら標高を上げていきます。

御嶽山も見えますね。その先、北アルプスの方はもやっとしてよくわかりません。

遠目に美しい笹の緑も歩くものにとっては邪魔な存在です。下りの時はだいぶ乾いていましたが歩きにくさはあまり変わりません。

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前日までの雨もあって所々ぬかるみもできています。
これが笹藪の下で見えなかったりするので厄介です。

P8070843地形図で見ると2071mの所で黒井沢コースの尾根とぶつかります。

ところで、この黒井沢コースは2000m付近でなぜか尾根を登り切らず斜面をトラバースしながら頂上を目指すようにルートがつけられています。

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恵那山の頂上はこの恵那神社奥宮近くにあり、三角点もあります。
ご祭神は伊邪那岐大神と伊邪那美大神とあります。聞いたことないな~
傍らにある石仏は覚明さんとは違う感じです。

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ここから先に進むとひらけた場所があり小さなお社があります。
積雪量が北アルプスほど多くはないので湿原はありません。

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一旦下って登り返すとやがて立派なトイレがあります。

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P8070858ほど近い場所には綺麗な無人小屋もあります。

調理スペースにはストーブもあります。

寝袋と食料さえ持ってくれば宿泊できるこんな小屋の存在はありがたいですね。

実は地形図上、この小屋より先、神坂峠コース上の方が標高は高いです。
黒井沢からのコースもこの小屋で合流しています。

今回、駐車場から登りは3時間弱、下りは2時間。
目標通り暑くなる前に下山できました。
その後は昼神温泉でひとっ風呂浴びてのんびりしてから帰路に。

花の百名山らしいのでもう少し違う時期に登ってみたいですね

黒部ダムの様子<2013年4月17日>

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88264月16日に立山黒部アルペンルートが開通しました。
例年、扇沢~室堂間が立山~室堂間に先立って開通するのですが、今年は全線同時ですのでいつもの閑散とした室堂は見られません。

オープン2日目の17日も多くの観光客が訪れていました。
もっともその多くは中国人のようでした。聞こえてくる言葉はほとんど中国語で海外にいる気分です。

8775今回はぐるった大町所属の北アルプスネイチャーガイドのメンバーと共に、来月予定されている三鷹中学・環境学習の受け入れ下見研修会で黒部ダムを訪れました。

8757黒部ダムをじっくり見て回るのは数年ぶり、いつもは大急ぎで室堂まで通過するいわば上高地のような存在です。

暖かい日が続いていますがさすがに黒部ダムはまだ凍ってるし、雪もたくさんあります。

室堂では雪の大谷が18mと例年より高いようですが、このあたりはほぼ例年並みの積雪量か少ないくらいのイメージです。

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でも、ガルベ乗り場、カンパ橋へ向かう道はこの通り。
外階段も雪で使えなかったり、慰霊碑も雪囲いで立ち入れなかったりと、見学コースに思っていたところが行けません。実施日までに雪が融けて安全が確保できるかわからないので、計画変更を余儀なくされました。

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黒部の渓谷、関電トンネルが貫く赤沢岳。

かつて激しい造山活動があったことを思わせる風景。

信州側にも温泉が湧きますし、立山は火山ですね。

311震災以降、大町付近でも地震が頻発する時期がありましたし、富山、岐阜と長野県境でも地震が頻発しました。
最近は落ちつきましたが、東日本大震災の影響はあるはずですから心配です。

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でも日本中どこにいても心配なのは変わらないです。
黒部ダムのお祝いの年

8857こんなゆるキャラも登場しました。







中部北陸自然歩道そして北国街道(北陸道)

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「中部北陸自然歩道」
中部北陸8県(新潟県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、滋賀県)にまたがる歩道で、多くの人々が四季を通じて手軽に楽しく歩くことにより、その地域の豊かな自然、歴史や文化に触れ、自然保護に対する意識を高めることを目的として、平成7年度から整備を始め、平成13年春に完成したそうです。(こちらを参照しました)
実は安曇野でもいくつかのるーとがあり、長野県のホームページ(こちら)にも紹介されているのですが、歩道と名前がありますが実際はほとんど車道ですし、標識もあってないようなもので地図でもないと歩けないルートです。

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4656「北国街道」
江戸時代には東西の物資の輸送にいくつもの道が整備されました。北国街道は中山道と追分で分岐し、松代や善光寺を経て越後へとつながっていました。その一部は善光寺街道とも呼ばれていますね。
一方、畿内と越後を結ぶのが北陸道。途中現在の上越市あたりで一緒になりますが、これらを北国街道と呼びます。

今回はついでですから帰り道に少し寄り道して、写真の旧庄屋佐藤家を外観だけのぞいてきました。(周りに人影がなく入れなかった)

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4653杉の木立は防風林の役目でしょうか?

巻観光協会のホームページ(こちら)

NPO法人の保存会(こちら)があるようですね。
活動状況はよくわかりません。なにぶん平日だし寒いもんで人に会わないので聞きようがありません。

左の写真の「巻菱湖」。江戸時代の書家のようですね。

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落ちついた風景。でもうまく活用しないと所有している人の負担にしかならないです。
町並みだけは整っていますが、樹木が少ないのが寂しい感じです。

オオミスミソウを見に角田山へ<2013.3.29>

Mapeオオミスミソウ(雪割草)ですっかり有名になった新潟の角田山。(ホームページはこちら)
安曇野から往復550kmほど。どんなに高速すっ飛ばしても6時間以上かかる。高速代とガソリン代をあわせると半端なく遠いです。
今回は周遊してきましたが、それでも4時間ほどですから、車に乗っている方が長いです。

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日本海側では白色系だけでなく赤や青色系も多くあるそうですが、今回は白色系が多く見られました。

4565キンポウゲ科の雪割草。ミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウなど比較的低い山で見られるそうです。ただ、レッドデータブックに登録されている絶滅危惧種でもあるようです。
ちなみにホームセンターとかで見られる園芸のユキワリソウはサクラソウ科です。葉っぱも違いますね。

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4582Spring ephemeralのひとつでカタクリ(後で写真でます)などと同様、雪解けと共に真っ先に咲き、春本番の頃には葉だけとなりやがて地下茎だけとなってしまいます。

樹木に若葉が繁る前には枯れてしまうと言うことですから、短い季節に光合成をいっぱいしなければいけない。もっと環境のよい場所に生えれば良いのでしょうが、恵まれた土地はなかなかないのでしょうね。

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天気が悪かったこともあってパッとしませんが、一応違う色のも・・・

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キクバオウレン。セリバオウレンとかと比較すると大きいです。

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4618カタクリはたくさんありました。
カタクリは近所でどこでも見られるから、違う花を探しましたが、まだ時期が早いんだか見つからず。

探していたのは「コシノコバイモ」

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キクザキイチゲ。これもよく見かけました。

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ショウジョウバカマとアカバナエンレイソウ

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マンサクとナニワズ?

4646海もどんより鉛色。風も強かったので海岸には行かずそそくさと帰りました。

妙高高原あたりは行きも帰りもひどい濃霧でした。
以前、春スキーで訪れた時もやはり濃霧。
腐って黒い雪はさすがにまだ沢山ありましたが、思ったよりも少ないかなぁと言う感じ。

遠いし、ここは長野県外だからガイドすることない山です。
出会った人が「思ったより大したことない山だ。だいたいこいつが(と、スギの木を叩きながら)いけない」とブツブツ言ってました。マスクしてたから単に花粉症がきついだけかも知れない?

アニマルトラッキング(足跡追跡)

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先日(2/2)は長野県山岳総合センターの野外活動講座で乗鞍高原に行ってきました。
スノーシューとアニマルトラッキングが研修内容でしたがあいにくの雨で残念。
動物の足跡探しは雪遊びの楽しみと思っていましたが、実際には泥とかのほうが形はよくわかるそうです。確かに融けてしまったりして不鮮明なことがよくあります。
上の写真の野ウサギのように歩き方に特徴があればよくわかりますね。

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最近、北アルプスに侵入が確認されているニホンジカですが、僕自身はまだ見たことはありません。
この写真はカモシカでしょうか?左の写真はよくわかりません。

美ヶ原などでは多くのニホンジカを見ますが、群れで行動しておりラッセルしたその足跡はよくわからないことが多いです。

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右の写真はキツネでしょうか?

アニマルトラッキングは「追跡」ですので、こうやって足跡を見るだけは正確にはトラック(Track)。追いかけていくのは楽しいけど、結構大変だし道迷いになることがよくあります。

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安曇野の光と風

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